神戸三宮美顔

▽敏感肌について

●「敏感肌」とは、一般には様々な刺激に対し過敏に反応を起こし易い肌 質を指していますね。

 端的に言いますと「正常な皮膚機能を持たない皮膚」を「敏感肌質」と いいます。

この場合の「肌質・皮膚」とは表皮最上部の「角質層」のことです。

正常な皮膚機能を失った敏感肌質に、ニキビが出ると治り難く、時には化 膿したり、治癒後の瘢痕、つまり痕が残り消えない色素沈着も起こります。

又、お顔の赤味が慢性化したり、毛孔からの皮脂排出量が増え、毛孔も開 きぎみとなり、お顔の乾燥部分と皮脂でベタつく部分が混在したりするこ とから、お化粧はのり難く、崩れ易い等様々な特徴を持ちます。

●敏感肌質か否かを判断する簡単な方法は、仮にニキビ・ニキビ跡(痕)、 しみ等の肌トラブルが起き、それに対し「良いと言われる任意の化粧品を 使用しても、ほとんどか全く改善されてない」と感ずる、或いは、薬や医 師によるピーリングやレーザー治療等医科的施術を受けても改善されない とする例に当てはまる人は、ことごとく「敏感肌質」です。

敏感肌質の詳細を説明すると、健常な皮膚(角質層)には次の大切な機能が あります。

A、体液の蒸発を抑え、付着するウイルスや微生物等の細菌を無害化した   り、増殖を抑制します。

以上の皮膚機能があれば、それは「健常な皮膚」と言えます。

●皮膚が健常であり続けるには、

 1、NMF(天然保湿因子)と呼ばれる角質細胞に含んだ水分を保持する    因子が存在すること。

 2、角質細胞の隙間を埋める「セラミド(角質細胞間脂質)」が必要量生    成され続けられていること。

 3、毛孔から「皮脂」が排出されるていること。

 つまり、

 1:NMF

 2:セラミド

 3:皮脂

 以上のどれか一つでも失うと皮膚は健常ではなくなります。

従って「敏感肌質」とはセラミドを生成する力が低かったり、失った状態 の皮膚のことです。

セラミドが不足したり、失ったりすると皮膚はその水分を失い乾燥します。

 皮膚が乾燥すると角質層から剥離し、これが連鎖的に起こると、皮膚は 新たな角質細胞を短時間の中に生成します。

 短時間に生成された角質細胞にはNMFが不足し、更に皮膚の乾燥を早 める悪循環が起き、角質層表面を被って酸性を維持する皮脂膜も形成され 難くなることから、「皮膚」の主な機能である免疫力(バリアー力)、水分 保持力を失くし敏感肌質となるのです。

 人体最外部の臓器である皮膚(角質層)がその機能を慢性的に低めたり、 失ったりした状態を「敏感肌質」と称するのです。

何故セラミド生成力が低くなったり、失われるのかについて真の原因はハ ッキリとは解明されていませんが、花粉症等のアレルギー体質の人はイコ ール、セラミド生成力不足であることから、敏感肌質とは遺伝的体質・肌 質と言える様です。

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