●「きれいな肌」とは「健常な角質層」のことで、健常な角質層が形成さ れるには1:NMF・2:皮脂・3:セラミドの存在が必要で、これらの 1つでも不足すると皮膚(角質層)はその機能を失うと述べてきました。
●ここでは「セラミド」についてです。
角質細胞はケラチン蛋白線維で、これらの重なりで構成されているのが 角質層です。
そして、角質細胞の積み重ねだけでは隙間だらけになってしまうので、 レンガを積み重ねるときに隙間をモルタルで固めるように、角質細胞の間 を埋めているのが「セラミド」と呼ばれる脂質です。
セラミドはレンガ同士をくっつける様に角質細胞同士をくっつけ、角質細 胞の水分喪失を防ぎ、かつ角質層への外部の異物侵入を妨ぎます。
●セラミドは表皮細胞が死滅して角質細胞となる所謂「角化」の過程で、 表皮細胞(ケラチノサイト)自体が生成する「脂質」ですから、「表皮細胞 由来の脂質」であると言えます。
セラミドの組成成分は主に「セラミド」です。
セラミドの基は脂質 である表皮細胞の細胞膜とも考えられます。
脂質の原料として人は「脂肪」を食べ物として摂取しますが、「リノー ル酸(不飽和脂肪酸)」は体内合成出来ませんから食べ物からこれを摂る必 要があります。
●敏感肌質とは、この皮膚のセラミド生成力が低い肌質と考えて間違いで はありません。
セラミドが不足すると皮膚は乾燥し、皮膚が乾燥すると「痒み」を起こ します。
痒みは我慢不可能ですから、皮膚を掻きます。
皮膚を掻くと皮膚は壊れ、皮膚が壊れると皮膚はその機能を失いますから、 様々な肌トラブルを起こすきっかけと可能性を高めます。
以上の行為は敏感肌となってしまう行為です。